皆さんは、今受験する試験日までの学習計画はどのように考えていますか?
また、それをどのような形で、自分に表明していますか?
目標を立ててもうやむやになってしまう事も多いのではないでしょうか?
ということで、今回は、学習計画についてです。
少し内容が多いですが、しっかりチェックしてくださいね。
目次
学習計画を立てる意義
自分を動かす基準になる
何をするにしても、やる気だけでは何も出来ないし続きません。
何かを成し遂げるには、自分に方向性を見出してやるのが一番手っ取り早です。
そのために、自分を律するための指針という意味での計画を立てるというのが私の考えです。
もちろんテスト前までに、どこまで出来る様になっているという 計画も必要ではあるのですが。
従って、学習計画は状況によりフレキシブルに変えていくべきだとも思っています。
計画通りに行かなくてOK
なぜ計画を立てるかというと、合格したいからです。目標を達成したいからですよね?
計画通り一度やってみたけどうまく続かなかったら、
継続出来る様に変えていけばいいのです。
そんな事で悲観する必要は全くありません。
計画倒れにならないために
まずはトライアンドエラー
学習計画を立てるのは1時間くらいで簡単にやってみましょう。
それよりも、早く計画を実行してみる事のほうが重要です。
綿密に計画しても、実際にやらなければ何もやっていないのと同じですからね。
早く実行して、早めに計画を修正してきましょう。
そうする事で、自分の生活や能力に合ったやり方が出来てくるのです。
学習計画を自分に表明する
表明とはどういうことかというと、
やるって決意して、その気持ちもノートに書いて残す
ただそれだけです。
こんな簡単な事かと思うでしょう。
皆さんも、計画倒れの目標を立てたことがおありになると思います。
自己啓発本が好きな方はよく分かると思いますが、
本を読み終えた後、すぐに読んだことを実行したい気持ちになりますよね。
ただ、次の日になったら、そのことを忘れてしまうんです。
そうです。人間は忘れる生き物ですから。
だから、書き残す事が大切なのです。
その初めの気持ちもちゃんと残しておきましょう。
書き残す事の重要性については別記事に後日まとめますね。
学習計画の立て方
学習量の検討
まずは、試験に向けて何をやるかです。
建築士の学科試験であれば、市販されているテキスト・過去問を学習することになります。
基本的には2つの段階があります。
1段階目は、テキストを読み込んで理解 → 過去問を解く → 不明点は解答・テキストを見て理解を深める
の繰り返しになると思います。
そして、全ての単元が終わったら、
2段階目で、過去問だけを繰り返す。という流れです。
基本的にはどんな試験でも少なくとも過去年分は全て解けるようにしたいので、
それぞれ5回は実施したいところです。
具体的にでいうと、
1段階目
- 1つの単元のテキストを読んで理解する
- その単元の過去問を解く
- 不明点を解答を読んで理解する 再度テキストで調べる
この流れ×総単元数(建築士では60単元程度)が1段階目の学習量です。
2段階目
- 過去問(建築士でいうと)過去5年分×125問×4設問×5回
- その内容に関する暗記
これが、2段階目の学習量となります。
(あくまで一般的なやり方を記載していますが、私なりのお勧めの方法は後日まとめますね)
これを考えただけで、先が長いと感じてしまいますよね。
では、実際に毎日どの位やればいいのか確認していきましょう。
学習時間の検討
<1段階目>
仮に各単元を1週間でするとして、60単元だと1年超してしまいますね。。。
また、その後には過去問を解く時間を沢山確保したいので、単元毎の学習は3か月間とします。
3か月は13.5週なので、60/13.5=4.4単元/週解く必要がありますね。 4.5/7≒0.6単元となります。
ただ、毎日必ず出来るとも限らないのと、遅れることも考えて、
一旦、週に1日出来ない仮定します。そうすると、4.4/6≒0.7単元
つまり、1日で1単元強ですね。
<2段階目>
過去問(建築士でいうと)過去5年分×125問×4選択肢×5回=12,500設問・・・
計算してみるとドン引きしますね。
(1問あたり4選択肢あるため場合)
ただし、この段階になると、過去問2回目以降はそこまで時間がかかりません。
だって、最終的には、1年分の過去問は試験時間内に終わらせなくてはいけないからです。
従って、計算の最後の5回を抜いた2500選択肢でまずは考えましょう。
期間は、仮に6か月の27週で考えてみましょう。
ここでは疲れも出てくると思うので、週5日だとして、27×5=135日ですね。
2500選択肢を135で割ると。。。
≒18選択肢/日ですね。ちょっとしんどいですね。
これを7か月の週6だとすると、4.5×7×6=189日 2500/189=13選択肢/日
1問4選択肢あるので、1日3問くらいなら、まあこの位でしょうか?
問題数を少なくする代わりに、自分の短期記憶・長期記憶に正確に記録するために、
復習を時間を確保しましょう。
短期記憶についてまとめた記事はこちら。
長期記憶についてまとめた記事は、これからまとめますね。
ただし、ここまでで、10か月経過してしまいました。
ちょうど1年間あるとして、あと2か月で、過去問5年分を4回する必要がありますね。
ここからは追い込みです。日曜でもちゃんと学習時間を確保しましょう。
ただし、2回目以降は、明らかに見ないでも解ける選択肢が多くなり、
どんどん解くのが早くなります。
以前に解いたことが、正確に長期記憶に移行されていれば、
1級建築士でいうと、1科目1年分は2時間あれば解けます。
従って、それ以降は、
5年×5科目×4回×2時間=200時間 + 暗記する時間 が学習時間となります。
まとめ
学習計画は状況によりフレキシブルに変えていくべき
計画通りに行かなくてOK
やるって決意して、その気持ちもノートに書いて残す
学習時間を検討する際は、週に1,2日は休みの日を設ける
効率的な学習をするために必ず復習を時間を確保する
以上、学習計画の考え方についてまとめてみました。
次は、毎日の計画にどう落とし込むか、さらに具体的な内容についてまとめていきたいと思います。
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