耳を使った勉強法 ~働きながら効率的に学習するために~

効果的な学習方法
この記事は約6分で読めます。

 

このホームページのタイトルでもある「働きながら」資格を取得するために、

皆さんとても苦労されていると思います。

仕事に家庭に忙しい皆さんは、どうやって効率的に学習されていますか?

今回は、他の作業をしながらでも出来る「耳」をつかった学習方法をご紹介します。

 



 

忙しくても耳は空いている

 

日々忙しい中で、どうやって時間を捻出しようか皆さん悩まれていると思います。

通勤時間に勉強してみたり、朝早く起きてみたり。。。

どちらも、目や手を使っていますよね。人間出来る事には限度があるのです。

しかし考えてみてください。

耳はまだ使っていないのでは?

しかも、車通勤の人でも、耳は使えるはずです!

こうなったら? 耳を使うメリット。・デメリットを考えて、日々の学習にどう生かせるのか一緒に考えてみましょう。

 

耳を使う学習のデメリット

 

先にデメリットから行きます。

耳を使った学習で注意したいのは、

ずばり、

「耳だけの学習では、目や手、口を使った学習と比べて成果が見劣りする」という事です。

人間は視覚の依存度が大きいため、聴覚による物事の理解があまり得意ではありません。

 

こう言ってしまうと話の腰を折るようですが、

まずはこのデメリットをちゃんと理解した上で、学習して下さい。

デメリットを撥ね退けるくらいのメリットがありますから、期待して下さいね。

 

 

耳を使う学習のメリット

 

リスニング・発音等に特に効果的

 

語学の学習では、耳を使った学習は必須ですよね。

リスニングや発音の確認をしなけれがばならないからです。

以降は、語学以外の学習でも考えられるメリットを記載します。

 

手が塞がっていても学習出来る

 

都心部への通勤がる方は、満員電車で本も持てないですよね。

しかし、耳を使った学習はそんな時でも学習が進められるんです。

また、車通勤の方によっては、通勤時間帯の唯一の学習方法となるはずです。

私も車通勤なので、その時間をどうやったら有効に使えるのか、

色々と試行錯誤を繰り返しました。

 

 

学習時間を確保出来る

 

では、学習時間の確保という観点からみると、

日常生活の中や仕事中でも、会議中や電話中でない限り、耳はあまり使ってませんよね?

そうなんです。

手や口は使っていても耳は結構空いているんです。

耳を使えば、何か作業をしている時や、通常は学習時間でないお風呂の時間でさえ、

学習出来る時間となるのです。

従って、耳を使う学習によって、学習時間を大幅に確保する事が可能になります。

 

世界観を作ることが出来る

 

通勤時などにする耳からの学習では、上記のデメリットの様に、「記憶する」成果はあまり望めません

しかし、何度か聞くことで、「なんか聞いたことある!」というレベルには知識を持ち上げる事が出来るのです。

私はそれを世界観と呼んでいます。

世界観を作るには、その事象に長く触れている必要があります。

無意識でもいいので、その学習内容を話している講義等を録音して(録音可能かは事前に確認しましょうね)

流しっぱなしにします。

注意点としては、

聞くことに集中しすぎてしまうと、他の事が疎かになってしまうので、

あまり意識せずに音楽の様に流しておきましょう。

 

理解度のレベルを上げる

 

 

理解度にもレベルがあることを理解する

 

 

レベル1:全く聞いたことが無い

レベル2: どこかで見たり聞いたりしたことがあるはずだが、何を聞かれているか分からない

 (内容を認識出来ていない)

レベル3:何の話かは分かるが、具体的な内容が分からない

 (おおまかな内容を理解出来ていない)

レベル4: 用語・意味共に頭では分かっているが、正しい答えを導き出せない

 (具体的な内容を理解出来ていない)

レベル5:過去に用語・意味共に理解出来ていたはずだが、思い出せない

(忘れてしまった)

レベル6:用語・内容とも自信を持って解答出来る

 (人に説明出来る)

 

 

学習には、このような「理解のレベル」があり、このレベルを上げていくことが必要不可欠となります。
しかし、多くの人は、単純に覚えているか覚えていないかという両極端な側面だけを切り取って一喜一憂してしまいます。
だから、なかなか勉強しても結果が出ないと嘆いてしまうのです。
そして、このレベル何度もその内容に出会うことで、上げる事が出来るのです。

その一つの手法として、耳を使った学習法があるのです。

 

理解する事に関して、非常に重要な項目となりますので、後日、こちらの記事でまとめていきますね。

 

耳を使う具体的な方法

 

オーディブル

 

これは基本的には、本を朗読してくれるものなのですが、

以下のものはオーディブル専用の内容になっています。

少し値段は張りますが、試験問題の解説などもあり、とても有効だと思います。

 


ポッドキャスト

 

表現が的確でないですが、ネット上のラジオの様なものですね。

最新のものではありませんが、以下の様なものを聞いたりしていました。

梶原塾web公開講座 宅建試験対策ポッドキャスト

 

声を出して読む

声を出して読むと、同時に耳にも入ってきます。

とてもアナログな方法ですが、体を使ってやるという意味では、

とても簡単でかつ覚えるのに効果的です。

試験に合格する暗記方法にもまとめていますので是非参照ください。

 

まとめ

 

・耳をつかった学習方法は、学習時間を確保するのに有効

・理解度を上げていくために、耳から学習する方法は有効

・学習方法としては、主にオーディブル・ポッドキャスト等がある

・自分が受けた講義を録音して使用する際は個人利用可能か確認する事

・声に出して読む・聞くも暗記するにはとても有効

 

如何でしたでしょうか?

今回は耳を使った学習法に絞ってまとめました。

色々な学習法を試して、自分に合った方法を身に付けていってくださいね。

 

 

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