本試験直前一か月にやるべきこと・やるべきでないこと

学習の基礎的知識
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本試験一か月前となると、もうなりふり構ってられないという心境になりますよね。

一ヶ月もあるからまだまだやれる!あれもこれも出来てない。。。やることはもう何もない!

状況は人それぞれだと思いますが、ここで何をやるかで本試験の結果に大きく影響してくる分かれ目になります。

今回は本試験一か月前にすべきこと、すべきでないことをまとめていきます。

やるべきこと

過去問ベースの問題で7割取れない人

平日

資格学校に通っている人は模試4回程度(直近の方が重要)、独学の方は過去問5年分を、各教科毎に通しで、本試験と同じ時間で区切って模試実施+内容の復習と再理解(当日と翌日)をして、確実に毎日問題を解き続けましょう

と言うことは、一日に学習する量は、一科目(一年分)の模試実施+ 当日の模試理解(半分)+ 前日の模試理解の続き(残り半分)になりますので、かなりの量ですよね。

平日の1週間で1年分の全科目を終わらせるイメージです。

難しい問題があったとしても、制限時間内で終わらせる様に意識しましょう。

解けない場合は、本番と同様に飛ばして後で時間が余ったら考える方が良いです。

今までやってこれなかった場合は、これくらいの量が最低でも必要です。

また、理解に時間がかかりすぎるものは、時間もないので解き方を覚える事で凌ぎましょう。

本来、お勧めしている方法ではありませんが、理解に時間がかかりすぎて、問題が解けないのでは本末転倒です。

問題をどれだけ解くか、自力で解けるようになるかに主眼を置いてください。

土日

土日のどちらかは、その週に実施した1年分を本試験と同じスケジュールで実施しましょう。

時間が許せば、休憩時間も同様に確保しましょう。

これで、週に同じ問題を2回は解いたことになりますよね。

試験直前に量をこなすことによって、解くスピードと自信をつけていきましょう

本番と同じ様に見直しを実施し、本番を意識した訓練をしましょう。

過去問ベースの問題で7割以上取れる人

現状である程度点数がとれて、復習と理解に時間がかからない人は、

上記に過去問もプラスして、一日最低でも一科目以上実施出来る様にしましょう。

今からは、試験までにどれだけ忘れないかにかかっています。今まで以上の難問は実施しない様にして下さい。

点数が伸び悩んでいる人も、現在自信がある人もかならず過去問を中心とした学習にしましょう。

問題の読み間違えやケアレスミスが多い人

後でよく考えたら分かったのに。。。数値の読み間違えをしてしまった。。。

一番悔しいミスですよね。

国家資格だと1点の差に泣くという事もよくあることなので、ここはしっかりと対策をしたい所です。

試験直前になると、知識とスピードが上がってきて、こういうミスをされる方が多く見受けられます。

でも安心して下さい!それはあなたが成長しているからです!

頭では分かるのに、設問を読むスピードに理解するスピードが追い付いていないからです。

対策としては2つありますが、どちらも必ず実施しましょう。

設問を早く深く理解する方法

設問毎に、数値の○○㎡以上とか問題の重要な部分に〇やチェックを入れて問題を読む癖をつけてみて下さい。

電車の車掌さんの指差し確認のイメージです。

これをするだけで、語句の意味するところや数値大小等に注意が向きやすいので、

単に数値の読み間違いだけでなく、引っ掛けの意図にも気づきやすくなりり、

時間がかからないのにとても有効です。

これをしていると、次の対策②での最後の見直しの時にも有効です。

最後にまとめてチェックする方法

全ての問題を解き終わったら、見直しをされると思います。

その際に、設問に印をつけた部分を必ず見直してください。

そうすると、冷静に考えると、問題の意図が違ったとか、違う数値を適用してしまっていた等、

ごろごろ出てきます。

特に本試験では、過去問と違い、新出の問題があり、判断に迷ってしまい、回答を間違えることもあります。

また、今見直しをする癖のな人は特に要注意で、例えば、マークシートの記入ミスで0点という事もあり得ます。

さらに、数問分からずに飛ばしたものがあっても、仮に答えを記入だけしておいて、見直しが終わってから取り掛かりましょう。

それくらい見直しは重要です。

名前なども含めて見直しをしてください。

やるべきでないこと

新しい問題集を今からやり始める

余裕がある人や逆に点数が取れない人がありがちな例として、

他の予想問題や新しい問題集を人から借りてきてやり始める方がいますが、

それでは肝心の今までのやってきた事を忘れてしまう可能性があるため、絶対にやめましょう

過去問をやらずに苦手分野のみ学習する

気になる苦手分野があれば、過去問を毎日確実にをやりつつ実施する出来るのであれば、それも良いとは思います。

ただし、過去問をやらずに苦手分野のみやると、今まで出来ていたものを確実に忘れていって点数が下がるので絶対NGです。従って、過去問9割 苦手分野克服1割程度で考えましょう。

それでも、まだまだ学習不足で大部分が苦手なんです!という方もおられるかと思いますが、そういう人も過去問を解いた当日と翌日の中で必ず理解することを徹底すれば、苦手分野のみの学習に固執する必要もないかと思います。

まとめ

やるべきこと
 平日:
 一科目(一年分)の模試(実施+ 模試理解(半分)+ 前日の模試理解(残り半分)
 ※模試は直前模試4回分程度。資格学校に通っていない人は過去問を実施。

 土日:どちらかは、その週に実施した1年分を本試験と同じスケジュールで実施
   時間が許せば、休憩時間も同様に確保。

 設問にチェックを入れながら読みこむ癖をつける

 全て解き終わったら、上記チェックをもとに全ての問題を再チェックする癖をつける
 ※解けない問題は一旦仮の答えを記入して、全問チェックが終わってから解く

やるべきでないこと

 新しい問題を今からやり始める

 過去問をやらずに苦手分野だけを学習する

試験直前になればなるほど、焦りや諦めが出てくるというのが人間です。

しかし、本試験に向けてまるまる1年間頑張ってこられたその努力をしっかりと活かして

合格するために不可欠な事を今回お話させて頂きました。

あと数ヶ月です!

頑張っていきましょうね!

また、建築士などの2次試験があって独学の方は、1次試験合格後の2次試験対策が気になりますよね。

そういった際に、資格学校や通信教育は有効です以下の関連記事もご覧ください。

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