新緑の芽も生え終わった今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、やる気・モチベーションについてお話出来ればと思います。
ちなみに私は、
こういう人です。
目次
モチベーションの種類について
私も思いつきで始めたものは、なかなか続かなかったりします
だいたい、やる気がなくなると、表題の写真の様にすぐ眠くなったり、YouTube見てしまったりします。
さらに私はごく平均的な大学を卒業していて、学生の頃から学力に自信があるわけではありませんでした。
それでも、仕事をしながら、必要以上の国家資格は取得出来ていますし、社内の昇格試験ではいつも上位で合格しています。
話は脱線しましたが、その極意をこのブログで書いていきたいんです。
では、やる気とはなんだろうかと考えてみると、2種類あると私は考えています。
①やらなければならない事に対して、やる気があるかないか
②やった方が良い(やらなくても生活に支障が無い)レベルの事に対して、やる気があるかないか
①の場合は、そもそも家事とか仕事とかに対して、やる気がでない、いやいややっているという事で、疲れやそもそもやりたくないという問題で、割愛しますが、
今回は②の場合、一度はやりたいと思ったのに、続かないという場合を書いていきたいと思います。
なぜ勉強が続かないのか
こういった場合、原因は色々ありますが、大体中長期的な目標の場合、3つに分けられると思います。
①初心を忘れてしまう
その原因は、初心を記録していないからです。
何かをやりたいと思う時ってどんな時でしょうか?
成功している人と話した時やかっこいいと思う職業と出会った時、理想とする生活を体現している有名人の本を読んだ時など、でしょうか。
そこで気がつくのは、大体が衝動的な発想なんですよね。
従って、私達は衝動的な欲求、願望である「初心」を忘れがちなんです。
では、どうすれば良いか、「想いを記録する、書き留める」ということをまずやって下さい。
書き方はなんでもいいですが、後で見返してもわかる様に、丁寧に想いを込めて書いて下さいね。
想いが醒めないうちに具体的に書くと良いですね。
なぜやろうと思ったか
いつまでにやり遂げたいのか
それが出来たらどんな未来が待っているのか
躊躇せずにまずは書いてみて下さい。
文章が下手でもいいです。
まずはその時の生々しい想いを書きなぐって下さい。
そうする事で、衝動的な想いが、歴とした目標になるのです。
それは、長く継続するためのやる気の源になります。
記録する。その一手間が今後のやる気を左右するのです
②なぜ資格を取る必要があるか深く考えない
大体の方の動機はこちらの方が多く、例えば周りがやっていてなんとなく始めた資格試験に本気になれない様に、自分の親が難病で、それを治す為にお医者さんになりたいとか、それ位の強烈な想いで無い限り、そもそも本気になって全てを投げ打って努力するなど難しい、というのが世の中の常だと思います。
ただ、その「なんとなく」が「絶対になってやる」という強烈な願望に変わったらどうでしょうか?
少なくとも今よりも学習が長続きするとは思いませんか?
テレビを見るのを控えようとか行動が変わるはずです。
ちなみに、私は学力は高校時代落ちこぼれ組でしたが、そういった何となくを強烈な願望・目標に変えるのが人より上手いんだと思います。
具体的にどうするか?
では、具体的にどうするか?ですよね
ここで私の個人的な話を少し。。。
私は大学で建築を学んだのですが、就職氷河期で、大手の建築系の設備メーカーに就職することになりました。少し悔しかったけど、それなりに大きい会社で満足もしていました。
それに、職場では受験資格はあるものの、一級建築士を持っている先輩は皆無で、周りにも二級建築士すら取ろうとしている人もいませんでした。
また、私は将来独立して設計事務所を開きたい訳でもありませんでした。
そんな中、建築士を受験するきっかけは、学生時代に同じ学部の先輩から、「この業界は、就職したらまずは二級建築士を受験するのが普通なんだよ」と聞いていたので、なんとなく資格学校に話聞きに行ったら、なんとなくその気にさせられて、お金払っていたという話なんです。
二級に見事受かると、また学校に呼ばれて次は1級建築士になる説明を聞かされ、またその気にさせられました。
しかし、学習内容の範囲が二級よりも、格段に広く、仕事がどんどん忙しくなって来て、
残業時間に対して給料が少なくないか?また、それに見合った社会的地位はあるのか?という事でした。
会社の仕事は、重要なものも任されだして面白味も感じていましたが、その先の未来が描けない状況でした。やはり、大学時代に目指した建築士になりたい。自分の設計への想いを仕事にしたいと本気で思うようになってきました。
初めは、周りに流れていた人生でしたが、自分で切り開いていこうと思った瞬間があった訳です。
それから決意して改めて学習に取り組みましたが、なかなか行動も想いも続きませんでした。
想いをノートに綴る
自分の想いが続かないのは、根本的に問題だと思い、
なぜ資格を取ろうと思ったのか
なぜ建築士になりたかったのか
さぼってしまう原因
集中出来ない原因
を、日々ノートに綴る様になりました。
初めは日記みたいで性に合わないとも思っていましたが、
自分の人生になぜ今苦労してでも資格を取ろうとしているのかという価値基準がなんとなく形作られてきました。
想いは人を強くし、持続的な行動に結び付ける
それが功を奏して、だんだんと資格の勉強を自分の未来への成長と肯定的に捉えられ、自然と机に向かえるようになりましたし、
どうしてもつらい時にはそのノートを読み返す事で、新たな原動力にすることが出来ました。
でもよく考えたら、なぜ資格を取るのかなんて、みんな最初は明確なんですけどね。
仕事に疲れたり、時間が経つとそんな大事なことも忘れるのが人間なんですね。
③実現可能な道筋を考えていない
実現可能な道筋とは
目標とは、ある日思いつくもので、そこから目標に近づく努力だったり行動が始まります。
努力が続かない結果が出ない、とお悩みの方の多くは、目標を実現させるまでの道筋が考えられない為に、挫折するのだと私は考えています。
では、あなたは、目標が出来た時、まず何をしますか?
いきなり問題集とテキストを買って終わりではありませんか?また、資格学校にお金を払って終わりになってませんか?
簡単に言うと、毎日何ページやる必要があって、それに毎日何時間かかって、毎日何時に実施する事が出来るのか?という事です。
例えば、試験に合格するには
①何点がボーダーラインか
②ボーダー以上の点数を取るには、10年分の過去問を何割確実に解ける様にする必要があるのか
③過去問○割取るには、過去問を何回繰り返し解く必要があるのか
④過去問を□回解くには、どれだけの時間がかかるか、該当するテキストはどれだけの時間で理解出来るのか?
⑤試験までの残り日数の内、現実的に実施可能な日数は何日か?
⑥毎日何時間出来るのか?
最後に上記の全ての時間を⑤で割り返した数字は⑥より少ないか?これに尽きると思います。
現実的に、努力目標が達成出来そうなのか分からないものは、人間心理として、諦めが常に付き纏います。
例えば、給料が貰えるか分からない仕事を全力でやる人はいないでしょう。
これが実現可能な道筋というものです。
やり方
やり方は簡単で、上記①〜⑥を最初に順番に考えて、ノートに書いていくだけです。
初めはどの位の時間で解けるか分からないと思いますので、今解けそうな分野を一度最初から解いたりテキストを読み込んでみた時間・日数を指標にして、仮で良いので考えてみて下さい。
時間の読みが間違っていてもいいんです。
やりだして、間違えに気付いたら、もう一度計画を修正すれば良いだけなのですから。
最後に
ここまで書いてきましたが、一個一個はそれぞれ単純な内容です。
ただ、今忙しいのに勉強やっていたほうがましだよと思うかもしれませんが、大手の資格学校でも同様の事をやっていると思いますので、その意味を理解してしっかり考えて下さい。
皆さんの大変な状況を全て肯定的に受け止め、前に進んでいけていると実感しながら進んでいくことで、今の状況を力に変えられるという事なので、これらの事を意識し実行する事は皆さんにとって大変有利な事なのです。
皆さんの大切な人生の中の貴重な時間を使う事なのですから、まず最初にしっかりと考えてみて下さいね。
独学か資格学校にするか、費用も含めてお勧めの資格学校等を紹介していますので、参考にして下さい
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